この記事では、離乳食初期をベビーフードだけで育てた体験談と、不安を解消するために、管理栄養士へ質問した結果をお伝えします。
- 離乳食初期って一番大変
- ベビーフードだけでも良い?
- 栄養面・添加物・成長が心配
離乳食初期は、赤ちゃんは液体状のものしか食べられないので、擦り潰す・裏ごしなど、とにかく大変ですよね。
「赤ちゃんの離乳食が大変」と感じているママは、実はとても多いんです。
上の子の時は張り切って手作りしていた私も、2歳差兄弟育児になり、とにかく時間が無くなりました。
離乳食作りまで手が回らず、一番時間がかかる離乳食初期は、全てレトルトで乗り切りました。
でも一方で、離乳食を全てレトルトで済ませて良いのか、ベビーフードばかり食べるようになるのでは…という悩みも。
この記事では、離乳食初期をベビーフードだけで育てても問題ないのか
- 徹底リサーチした情報
- 管理栄養士さんへの相談結果
- 体験談(中期までレトルトのみ)
についてお伝えします。
[cat_box01 title=”記事を読むと分かること”]
- ベビーフードだけでもOK
- 食塩量・添加物は、厳格に規制
- メリット=時間と余裕が産まれる
- デメリット=丸呑みは成長すると改善
[/cat_box01]
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離乳食初期をベビーフードのみで大丈夫か、徹底調査
離乳食初期を、ベビーフードのみで育てる場合に気になる点を、疑問が解消するまで徹底的に調べました。
[cat_box01 title=”ベビーフードのみで気になる点まとめ”]
- 栄養バランスは過敏にならずOK
- 食塩・添加物は厳格に規定あり
- 成長に影響が出るのはもっと後
[/cat_box01]
ベビーフードのみで育てることは、全く悪いことではないですし、年々ベビーフードの消費量も増えています。
2007年~2017年にかけて、出生数は毎年減っていても、1世帯当たりのベビーフード利用額は、平均5千円も上がっています。
ベビーフードのみで栄養は足りる?
厚生労働省は、料理名や原材料を確認して、栄養素のバランスを取ることを推奨しています。
穀類を主とした製品を使う場合には、野菜やたんばく質性食品の入ったおかずや、果物を添えるなどの工夫を。
厚生労働省 ベビーフードを活用する際の留意点についてより引用
言い換えれば
- 主食(ご飯や麺類)
- 主菜(たんぱく質)
- 副菜(野菜・果物)
がそろっていれば、栄養バランスは問題ありません。
むしろ、手作りで全てを満たそうとすると、準備に途方もない時間が必要です。
冷凍ストックで時間を節約しても、今度は逆に毎回メニューが固定されがちで、赤ちゃんが飽きてしまいます。
ベビーフードのみで育てると気になる、添加物と食塩
ベビーフードに使えるナトリウム(食塩)含有量は、大人よりも厳格に決まっているので、安心してください。
ナトリウム含有量は(中略)乳児に供する食品にあっては、100gあたり200㎎以下
ベビーフード協議会 ベビーフード自主規格第Ⅴ版
大人の食塩摂取量目安が1日約5~7gほどなので、どれほど少なく規定されているかが分かります。
食品添加物も、使う場合は必要不可欠な場合に限り最低限使うことが決められていて、使用できる添加物も限定されています。
それでも、やっぱり市販の離乳食レトルトの味付けが濃いのが心配な方は、カインデストのレトルトがおすすめです。
食べた感想や、メリット・デメリットは、別の記事にまとめてあるので、チェックしてみてください。
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ベビーフードのみで、成長に影響はない?
厚生労働省によると、ベビーフードは柔らかすぎることがある、と懸念事項にあげてあります。
噛む力に製品によっては子どもの咀しゃく機能に対して軟らかすぎることがある。
厚生労働省 ベビーフードを活用する際の留意点についてより引用
結論は「離乳食初期は、咀嚼の前段階である嚥下(飲み込む)時だから、気にしすぎなくて大丈夫」との回答でした。
【離乳食初期~中期】ベビーフードだけで育てた体験談
子育てで忙しいママにとって、毎食離乳食を準備するのは、結構な負担ですよね。
厚生労働省のデータからも、多くのママが悩んでいることが分かります。
離乳について何かしらの困りごとを抱えていると回答した者は、74.1%(中略)「作るのが負担、大変」が33.5%
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」
離乳食初期をベビーフードだけで済ます場合、気になるのはメリットとデメリットです。
実際に、離乳食初期~中期をレトルトのみで乗り切った私の体験談と、栄養士からのアドバイスを交えてお伝えします。
[cat_box01 title=”ベビーフードのみメリットまとめ”]
- 自分の時間が持てる
- 沢山の食材に出会える
- 栄養バランス良し
- 衛生面もばっちり
- 外出時・災害時にも困らない
[/cat_box01]
[cat_box01 title=”ベビーフードのみデメリットまとめ”]
- 柔らかいから丸呑みしがち
- 添加物が心配
- 濃い味付けに慣れる
- 手作りより値段が高い
[/cat_box01]
自分の時間が持てる
離乳食のために食材を買ってきて、茹でて潰して、消毒して冷凍して…
手作りの離乳食だけで、沢山の食材をあげようと思うと、離乳食はただでさえ調理が大変なのに、費用も時間もさらにかかります。
離乳食のレトルトを使うことで、時間に余裕が産まれて
- 赤ちゃんとたっぷり遊べる
- 自分のリフレッシュに
- 体力回復の休息時間に
と、好循環が生み出せます。
沢山の食材に出会える
特に離乳食の食べが悪い子は、沢山の食材に出会うことがポイントになります。
次男はとにかく離乳食の進みが悪く、困り果てました。
区役所の栄養士さんに相談した時のアドバイスは、詳しく別記事にまとめているので、チェックしてみてください。
【9ヶ月】離乳食を食べない・進まない時、栄養士からの具体的な解決策
栄養バランス良し
特に鉄分や亜鉛は、不足しがちと言われています。
鉄分や亜鉛は、レバーや牡蠣に多く含まれているので、赤ちゃんが食べやすく調理するのは難しいです。
上の子は鉄分不足の貧血で、フォローアップミルクに加えて、カインデストの離乳食レトルトを食べていた時期がありました。
鉄分が多いのか、どれ位摂れば良いのかとか、ベビーフードの栄養表示を確認するのって正直、面倒じゃないですか?
カインデストなら、LINEで悩みを相談するだけで、一人ひとりにかなり丁寧に回答してくれます。
さらに、レバー単独の商品は、ビタミンAも多く含まれているので、「10回程度分けて食べた方が良い」とのアドバイスもありました。
至れり尽くせりで、快適な離乳食ライフを送れるカインデストの詳細な口コミは、別記事にまとめているので、読んでみてください。
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衛生面も安心
手作りの離乳食は、どれだけ気を配っても、レトルトほどの衛生管理は難しいです。
- 調理器具の殺菌
- 菌がつかないよう予防
- 菌を増やさない
このように、生肉・生魚を切った後はお湯をかけて殺菌したり、冷凍ストックは再加熱してから冷ましたり…
とにかく時間と手間かかる上、大切な子供のためなので、神経も使います。
まだ消化器官も未発達な赤ちゃんが食べる離乳食なので、ベビーフードを使う方が手軽で安心です。
外出時・災害時にも困らない
レトルトの離乳食が嫌いだったり慣れていないと、いざ外出したり災害時に「レトルトしかない」状況の時にとても困ります。
離乳食のレトルトは、災害備蓄品として9ヶ月~1年ほど持つものもあるので、非常時を想定して慣れさせておくのも有効です。
【離乳食初期~中期】ベビーフードだけで育てたデメリット
ベビーフードのみで育てて感じたデメリットも、体験談を交えてきちんとお伝えします。
[cat_box01 title=”ベビーフードのみで育てたデメリットまとめ”]
- 丸呑みしがちな子に
- 添加物や濃い味付けが心配
- 手作りより値段が高い
[/cat_box01]
正直、ベビーフードだけで育てて感じたデメリットもありますが、得られたメリットの方が大きかったです。
丸呑みしがちな子になる
次男はよくえづく子だったからか、丸呑みしては吐き出してしまうことが多かったです。
ベビーフードのみで、離乳食初期を乗り切ったことが、原因かとも思いましたが、調べてみると丸呑みする子はよく居るそうです。
厚生労働省 平成 27 年度乳幼児栄養調査結果によると、保護者が離乳食で困っていることの第2位に「丸呑み」が挙がっています。
引用元:モグモグしてくれない!離乳食で赤ちゃんが丸呑みしてしまう時の対応とは?
ベビーフードの柔らかさに慣れている、ということも一因かもしれませんが、丸呑みは成長と共に自然に解決する傾向にあります。
「ご飯が大好きで、とにかく早く食べたいから」かもしれませんが、1歳3ヶ月の今も治ってはいません。
ただ、少しずつご飯をお皿に置いてあげれば、喉に詰まることはないので、言葉が通じるようになったら、少しずつ説明する予定です。
濃い味に慣れる・添加物が心配
ベビーフードで使えるナトリウム(塩)の量には限度があります。さらに、添加物も最小限のみ+使える添加物も決まっています。
私は次男を、3回食になる前の離乳食初期~中期、全てレトルトのみで育てました。
今は1歳になりましたが、何もつけず素材の味だけで食べるし、大人顔負けなほど量も食べます。
栄養士さんからも、【食の好みは小学校高学年ごろに定着する】とアドバイスをもらいました。
離乳食初期~中期、ベビーフードだけで育てても、乳幼児期に問題は見られません。
コストパフォーマンスは低い
手作りの離乳食の方が、レトルトの離乳食よりも安く済みますよね。
でも離乳食用の食材を買って、レシピを見ながら作って、冷凍するならフリージングも…
とかかる時間を考えると、費用対効果的にはどうでしょうか?
育児中のパパママは、仕事・育児・習い事や保育園の送迎・食料買い出し…とにかく忙しいですよね。
タイムパフォーマンスの観点から考えると、ベビーフードのみで離乳食初期を乗り切るのは、むしろ費用対効果が良かったと感じています。
離乳食はベビーフードのみで全く問題なし!
離乳食初期をベビーフードのみで済ませたい、でも自分の大事な赤ちゃんに悪影響はないのか、気になる点を徹底的に調べました。
現代の育児世代は、圧倒的に時間が足りません。
どうか罪悪感なくベビーフードを安心して使って、赤ちゃんとの余裕を生み出しましょう!
離乳食メーカーは11社以上使いましたが、一番味も成分も納得できたのが、カインデストでした。
- 小児科医/栄養士/有名シェフ監修
- 化学調味料/着色料/香料/保存料、最大限不使用
- 素材本来の味が濃い
初回は破格の980円で定期便を始められるので、かなりお得。
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