- 赤ちゃんが突然入院に…何が必要?準備はどうしたら良い?
- そもそも24時間付き添いって聞くけど、親もずっと居なきゃいけないのかな?
- 付き添い入院って何が大変なんだろう?夫婦で話し合っておきたい。
気持ちがついていかず、時間もありませんよね。
私の場合、息子が入院した時転勤族のため近くに親族はおらず、主人は土日も仕事でした。
近所のクリニックで血液検査結果が悪く、急に大きな病院で受診・入院が数時間で決まったので、本当に時間がありませんでした。
その時にインターネットで調べた持ち物リストは本当に役立ちました!
ですが、病院や子供の月齢によっても準備物は違うものです。
実は、この記事を読めば赤ちゃんの入院準備~親の付き添いの現実までが分かります。
この記事では、私が30分間で荷造りして良かったもの・足りなかったもの、そして24時間付き添いの現実をご紹介します!
この記事を読み終えると、赤ちゃんの付き添い入院について準備と心構えが出来ます。
赤ちゃんが突然入院に…30分で荷造りできる持ち物リスト

「今から赤ちゃんが入院になってしまった」ママ向けの持ち物リストを作成しました。
ちなみに、1歳になる直前の息子が、感染性胃腸炎疑惑で入院した時の持ち物リストです。
- パジャマ(前開き推奨、上下別の甚平◎)
- オムツ、お尻拭き
- タオル
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- 箱ティッシュ(ウェットティッシュ)
- スプーン、マグ、紙ナプキン、コップ
- ミルク(哺乳瓶)
- 離乳食レトルト、おやつ
- DVD、おもちゃ、絵本
- 爪切り
- 部屋着
- (交代出来ない場合は)入浴用品
- インスタント食品
- 飲み物、マグカップ
- 化粧品、基礎化粧品、洗面用具
- 食器用洗剤、スポンジ
- 洗濯洗剤(旅行用小分け)
- 常備薬(目薬、のど飴、サプリ含む)
子供のパジャマ
よく考えれば、息子は高熱もあり1日中個室で隔離状態なので、お出かけ服は必要ありませんでした。
逆に、「パジャマの枚数をもっと増やせば良かった」と思いました。
お腹が緩くてうんちが漏れたり、点滴からおしっこの量が増えて漏れたり、解熱剤を飲んで汗をかいたりとあっという間に着替えが足りなくなりました。
上下別のパジャマであれば、もう少し応用が利きました。
首から被るタイプのパジャマも持って行きましたが、診察をする時にさっと開けたり、点滴を付けてても着せやすい前開きや甚平タイプが使いやすいです。
下着は持って行ったものの、余り使いませんでした。
高熱の時は汗をかきやすいので、体温調節のためにも、パジャマの下に下着を着せようかと思っていました。
息子も1枚脱がせる毎に嫌がったので、夏ということもあり、下着兼肌着を1枚もしくは甚平だけを着せていました。
オムツ、おしりふき
お尻拭きもウェットティッシュ兼として使っていたので、こちらも4日目には無くなりました。
近くに頼れる方が居ない場合、オムツ半袋お尻拭き2個、多めに持って行って下さい!
バスタオル、フェイスタオル
私の場合はフェイスタオル・ハンドタオルしか必要ありませんでした。
息子は感染の可能性があり、お部屋から出られない=お風呂に入れなかったからです。
起きている息子を1人残すと激しく泣くので、主人と交代して家に帰った日だけお風呂に入っていました。
フェイスタオルは夜寝る時寒かったら首に巻いたり、乾燥していたら濡らして干して加湿器代わりにと重宝しました!
歯ブラシ・歯磨き粉
「しんどい時に歯磨きは可哀想かな?」と思い止めていましたが、熱が下がった後は使いました。
甘いシロップのお薬やデザートの果物も出ていたので、入れて置いて損は無いです。
箱ティッシュ(ウェットティッシュ)
離乳食をベッドにこぼした時、目やにを取る時、鼻水をかむ時…意外と色んな場面で必要だったので、箱ティッシュは必ず持参しましょう!
自分の家ではないため、ふとした物が無くて困るのが病院です。
私は手も拭けるお尻拭きで済ませていましたが、ウェットティッシュもあれば、薬を飲んでこぼした時、お茶が服に付いた時など使い勝手は良かったです。
スプーン、マグ、紙ナプキン
離乳食期の赤ちゃんは、何かとこぼすものです。
使い捨ての紙ナプキンは重宝しました。
いつもコストコでビブスターを購入しますが、首周りのテープもしっかりしていて、汚れなければ複数回使え、防水加工になっているので飲み物も染みず、1枚約20円と高くても良い買い物です。
ミルク(哺乳瓶)
点滴だけで食欲が無い時や、離乳食が口に合わなかった時にデザート代わりに飲ませたり、母乳に近いミルクを飲むことで赤ちゃんが嬉しくなったり、もしものためにミルクを持って行って良かったです。
離乳食レトルト、おやつ
コンビニにも離乳食は売っておらず、偶然持参したランチボックスのお陰で助かりました。
赤ちゃん向けのおやつも、病院内コンビニには売っていないことが多いので、病院で退屈している赤ちゃんのために持って行く方が良いです。
DVD、おもちゃ、絵本
しんどい時は余裕が無いのですが、赤ちゃんは元気になると暇を持て余します。
テレビ有料でしたが、DVDプレーヤーは無料だったので、DVDを持ってこれば良かったなと思いました。
絵本とおもちゃは1つずつ持って行きましたが、飽きてすぐベッドから投げ落としてしまい…笑。
「無いよりマシかなあ?」と言う程度でした。
爪切り
盲点でしたが数日〜数週間入院すると、赤ちゃんの爪はすぐに伸びて、顔を引っ掻いていました。
私は持ち運びも便利なコンビの爪やすりを愛用していますが、主人に後日持って来てもらいました。
\0歳児育児がとっても楽に/

親の部屋着
最初は私服に着替えていましたが、一緒に遊ぶ時寝転がることも多く、固いジーンズでは高いベッドの乗り降りが動き辛く…。
私は病室の外にも出られる、部屋着兼外着の様な恰好で過ごしていました。
入浴用品
私は感染症疑いで一番最後の時間帯しかシャワーを浴びれず、その時間帯に代わりに息子を見てくれる人が居なかったので、主人と交代しては家でお風呂に入っていました。
感染症で無ければ、赤ちゃんが寝た時に入れるので入浴用品は持って行った方が良いです。
インスタント食品
「赤ちゃんが寝ている時に出かけて良い」と言われても、しんどそうな赤ちゃんを一人病室に残すのは少し不安ですよね。
私は心配性なので中々コンビニに行けず、主人が持ってきてくれたインスタント食品で済ませることもありました。
後々残っても消費出来るので、入院期間の目処がたたない場合は、ある程度準備していくと重宝します。
飲み物、マグカップ
お湯は給湯室か個室にある事が多いので、赤ちゃんが寝た時に一息ついてコーヒーや紅茶を飲めると、少し気分転換にもなりました。
化粧品、基礎化粧品、洗面用具
急いでいると意外と忘れがちなのが、自分の身支度用品です。
私は家に帰った時にシャワーと洗顔をしていたので、退院の日しか使いませんでした。
食器用洗剤、スポンジ、洗濯用洗剤
赤ちゃんに飲み物を飲ませても、コップを洗う洗剤が無いんです!
常備薬
案の定夜寝られず私も熱が出て、主人も風邪をひいていました。
風邪薬やいつも飲む常備薬は、お守り代わりに入れておくと安心です。
のどのイガイガに効くヴィックスや、疲れ目に効く目薬も持って行きました。
赤ちゃんの入院では、親のベッドは無く、24時間付き添いが当たり前

【赤ちゃんが入院すると24時間付き添いが必要】なことは、意外と知られていません。
ですが、周りにその経験をした子はたった1人です。
その子から話を聞かなければ、そんな考えすらありませんでした。
赤ちゃんの入院が決まった時に、看護師さんに付き添いが必要か尋ねると、
「そうですね、赤ちゃんの場合は24時間付き添いをお願いしています。」と言われました。
付き添いの証明書にも、「小児の不安が強いため」と書く様指示を受けました。
当時息子はまだ0歳、もうすぐ1歳というまだ小さい赤ちゃんでした。
大事な可愛い息子が、高熱にぐったりしてずっと点滴を繋がれている姿は、本当に可哀想でした。
ですが入院前はお腹が痛いからか高熱からか、夜眠れず20分〜数時間おきに起きては激しく泣いていたことを考えると、入院した方が安心という気持ちがあったことも事実です。
一方で、いつ退院出来るか分からない不安もついて回りました。
更に、親のベッドは無く子供と同じベッドで添い寝をするか、ソファーを簡易ベッドにして寝るかどちらかの選択肢でした。
(贅沢は言えないのですが、ソファーベッドは硬すぎて寝られませんでした…!)
ここからは、これから付き添い入院を経験される方へ向けて、息子の入院経過と親が大変だったことを記載します。
赤ちゃんの付き添い入院1日目〜感染症疑惑で個室隔離〜
38-40度の熱が5日間下がらず、午前中に近所の小児科で血液検査を実施しました。
通常1以下のCRP(炎症反応)が10位上あり、血球も多く、何らかの感染症が疑われました。
アデノウイルス・尿検査も実施しましたが、ここまでの高熱が出る原因は分からず…。
午後から大きな病院へ移り、原因がわからなければ恐らく入院になるだろうと言われました。
お腹も緩く便はオムツから漏れ、鼻水も酷く目やにまで出ていたので吸引してもらいました。
初日は私が泊まりましたが、咳もしょっちゅう出ていたので、夜中も20分起き位で咳き込んで何度も起きていました。
この日は血液検査で、インフルエンザ・ノロウイルス・ロタウイルスではないことは分かりましたが、原因は分からず仕舞いでした。
原因が分かってから治療した方が良いものの、炎症反応は高いので、一旦抗生物質を投与することになりました。
炎症反応に加えてお腹も壊していたので、感染症の疑いがあるとされ、診察時以外個室から出ることを禁止されました。
親のシャワーの時間も、1番最後の時間帯のみと指定され、寝ている時に入ることも出来ませんでした。
子供は部屋の外には出せないので、気軽に病院内のコンビニにも行けません。
ベッドは鉄柵で、息子は何度も頭をぶつけては青痣を作っていました。
寝ている間にコンビニに行く15分間も「もしも目覚めて泣いて点滴が絡まったら、頭をぶつけたら…」と心配でした。
赤ちゃんとの付き添い入院2日目〜親の発熱〜
2日目は抗生剤が効いたのか、咳の頻度も目やに・鼻水の量も少し減ってきましたが、まだ症状は続いていたので吸引はしていました。
小腸のエコーは問題無く、治りかけの様な若干の中耳炎があると言われましたが、高熱の原因とまで思えないとの診察でした。
息子の風邪が移ったのか、それとも夜中寝られず免疫力が低下したからか、私が38度の熱が出てフラフラでした。
でも主人はもちろん仕事があるので、抜け出しても来れず…しかも運悪くこの頃繁忙期で、いつもより長く働いていたので、主人も風邪をひいていました。
ですが、ここで2人とも倒れる訳にはいかないので、2日目の晩は泊まりを交代してもらい、私はゆっくり寝かせてもらいました。
翌朝交代して、主人は仕事までの間寝ていました。
赤ちゃんの付き添い入院3日目〜息子は元気に〜
とても元気につかまり立ちをしてベッドの中で動き回り、咳・鼻水・目やにも減ってきました。
この日も私は微熱があったので、泊まりは主人に交代してもらいました。
3日目よりかは寝たかな?という感じで、主人もあまり寝られておらず、親の体力は削られていきました。
いつ退院出来るか目処が立たないのが、「あと何日!」と鼓舞できず、辛いところです。
元気であればインスタント食品で済ませれば良かったのですが、風邪をひいていたので…。
なるべく栄養が取れそうなお弁当などを選んでいたので、1日2千円弱かかってしまいました。
赤ちゃんの付き添い入院4日目〜
元気を取り戻した息子は、この日からお腹の調子も良くなりました。
ですが、まだ血液検査の結果は白血球1.2万(通常1歳前後は高くて1万程)、炎症反応目安のCRPは2.85(通常1以下)と完治はしていませんでした。
赤ちゃんの付き添い入院5日目〜退院〜
自宅で様子を見ることで、やっと退院の許可が降りました!
5日間点滴を打った針の跡は、退院後1週間経過しても痛々しく残っています。
赤ちゃんの付き添い入院が必要になったら、まずは持ち物確認を!
赤ちゃんの入院、24時間付き添い入院は突然やって来ました。
まずは焦らず数日間はしのげるように、持ち物リストを見て準備をしてください。
次は親御さんが心身共に元気で、赤ちゃんをサポートしてあげる、これに尽きます。
親御さんも万が一体調を崩した場合に備えて、常備薬を忘れずに持参してください。
そして、余裕があれば24時間付き添い入院の体験記を読んで、心構えをして臨んでください。
1日でも早くお子様が良くなることを祈っています!
\0歳児育児がとっても楽に/

\離乳食を手軽に安全に!/
