



こんにちは!まめもち(@mamemochi124)です。
転勤族の皆さん、里帰りするかどうか悩みますよね…。
私も、(第一子のため特に)旦那さんにも立ち会って欲しい、けれども実家の母は「里帰りしないなんてあり得ない!」と板挟みになっていました。
最終的に、私が里帰りしないならば、実母と義母が手伝いに来るという話になり、両家母の費用や移動負担を考えた結果、里帰りにしました。
我が家の場合は、主人が平日絶対15-19時は仕事を抜けられないので、一人きりは怖かったので、それも考慮しました。



- 転勤族で、里帰りをするか、親族が居ない単身赴任先で夫婦二人で頑張るか迷っている方
- 里帰りする際に、メリット・デメリットを比較して決めたい方
にお勧めの記事です!
里帰りのメリット
①家事の負担軽減
調子が悪いと時は、3-5分置きにお腹が張り、母が病院の送り迎えや家事をしてくれて、とても助かりました。
里帰り中はお腹の張りを理由に、恥ずかしながらたまにご飯を作ることと、食器洗い位しかしていませんでした。
大きなお腹で動きづらい時や張りが頻繁な時、家事をしなくて良かったのは、とてもありがたかったです。
また、母と一緒に出かけることが多かったので、出先でお腹が張りだしたり、腹痛が起こっても、一人じゃないので心強かったです。
(逆に、一人で出かける時緊張するようになってしまいました!💦)
②一人時間を楽しむ、好きなことをする



と先輩ママさんからアドバイスをもらいました。
私の場合は母と仲良しなので、ランチに行ったり、赤ちゃんグッズを揃えたり、お買い物に行ったり、セミナーに行ったり、仕事を手伝ったり…と色々思い出が作れました。
産後はやはり赤ちゃんに付きっ切りなので、時間がある里帰り中に今までやりたかったこと、やりたいけれども後回しにしていたことが、出来ました!
もしも旦那さんの転勤先に居たら、旦那さんが仕事中は一人きりで、大きいお腹で行ける場所は限られるし、出かけるのも億劫になって、きっとここまで楽しめていませんでした。
③産後体力低下が著しい時、助けてもらえる
子供が産まれてからは、寝不足・眩暈・吐気・親指の腱鞘炎など、身体の節々が限界を迎えていました。



腱鞘炎で指が痛くて沐浴がしんどい時、弟が代わりに入れてくれました。
新生児の内は思う様に寝てくれないので、常に寝不足が続きます。
思っているよりも母体に疲れが溜まるので、ある日眩暈で倒れた時には、母が身の回りのことを全てしてくれて、私は赤ちゃんのお世話のみに力を使えました。
里帰りしていなかったら、ご飯は出来合いの物を買ってくれば何とかなりますが、旦那さんが留守の間は心細かったと思います。
④育児の大先輩である母が居てくれる安心感
- 初めてのためげっぷ一つ満足にさせられない
- 吐き戻しが多く心配
- 次の授乳まで時間を開けるべきか、欲しがるままあげるべきか
このように、小さい疑問は毎日溢れるほど出てきます。
必ずしも正解がある訳ではないので、子供の様子を見ながら少しずつ自分も一緒に成長するしかないのですが…。
実母が一緒に悩んでくれたり、自分の子育ての時はこうだったとアドバイスを得られると、安心感に繋がります。
⑤共同体の中で子育てが出来る
息子は良い意味で、実家の家族に今までとは違う繋がりをもたらしました。
- 私たちが帰った後3日間、母が寝ぼけて「息子おはよう~!」と私達が寝ていた部屋に挨拶しに行った
- 私たちが帰る前日、予想外に父が名残惜しそうに抱っこしていた
- 私たちが帰った後「息子が居ないと寂しい」と弟が言っていた
全部、息子が産まれる前は考えられなかったことです。
息子が家族の中心になり、母は日中「可愛い、可愛い」と、私と一緒になって息子を愛でてくれました。
夜はみんなが帰ってきて沐浴を協力してしてくれたり、泣き止まない時には交代で抱っこして、私が晩御飯を食べれるようにしてくれたり…。
とにかく人手が沢山あり助かり、更には可愛がってくれて、幸せな思い出が沢山出来ました。
常に家の中に誰かが居ることで、寂しさも感じませんでした。
息子を産む前の私は寂しがり屋で、旦那さんが単身赴任になった時も、一緒にいれないことがフラストレーションで、旦那さんに寂しいとよく電話していました。
逆に、この1ヶ月半は「電話しよう!」と意気込む、もしくは息子の授乳中に暇が出来たらテレビ電話をする程度でした。
里帰りのデメリット
①旦那さんが寂しがる&父になるタイミングが遅れる
ある日、テレビ電話で息子を見せていると、旦那さんが呟きました。



この言葉を聞いて「里帰り先から旦那さんの元へ早く戻ろう」と思いました。
後日談ですが、旦那さんは「育児に置いていかれる」とも思っていたそうです。
現に、私は子供を産んだ瞬間から子供中心生活となり、同時に母となりましたが、旦那さんは最初は実感も無く、夜中オムツを変えるだけでもため息をついたりと、まだまだ自分が中心だった様に思えます。
②帰りたくなくなる
日中も赤ちゃんと二人きりではなく誰かと話せて、しんどくなると代わってもらえて、家事やご飯づくりもお手伝い程度で許される実家は、居心地が良すぎました。
産後眩暈と吐き気に苛まれたことを理由に、産後3か月強実家に居ようと思っていましたが、旦那さんが寂しそうにしている姿を見て、お宮参りを終えた2か月経過したタイミングで帰りました。
最終的に帰る時期は、ご自身の体調と心の状態で決めることをお勧めします。



③育児方針が異なる場合がある
先ほど心強いと母のありがたみを書きましたが、一方で私は医師や助産師さんに言われた方法を試したいけれども、母は自分の経験からそんなことは良くない、とぶつかる場面もありました。
例えば赤ちゃんの保湿です。
病院では乳児性湿疹が出来たら、石鹸で顔を洗い保湿をするように習いましたが、母は「保湿は絶対に要らない。」と頑なに否定していました。
母の子育てしていた時代とは違い、今は保湿することでアトピー予防になったり、肌バリア機能を高めると説明しても、「かさついていないのならば保湿する必要は無い、肌再生の力があるのにどうしてそれを遮るのか。」といつも否定されました。
沐浴を手伝ってもらう手前、私も母の前では保湿剤を塗れず、「私の子供なのに、どうして母が育児方針を決めるのだろうか」と思う気持ちもありました。
④両親に気を遣う
やはり自分がアラサーになると、父母は50-60歳になっているので、夜間救急で病院に行く時も、母を起こすのは悪いと考え、結局一人でタクシーに乗って病院へ行きました。
母は優しいので「なんで起こしてくれなかったの!」と言うことは分かっているのですが、私も申し訳ない気持ちがありました。
その点、旦那さんと一緒に住んでいれば、遠慮なく起こせて、きっと車で送ってもらえたと思います。
体調を崩して眩暈で立てなくなった時も、夜中でしたが母を起こすのは憚られ、結局一人で洗面器を横に置いて吐気と闘いながら乗り越えました。
緊急の時は、旦那さんが居た方が頼りやすいです。
また、我が子は最初夜泣きが酷く、母も夜中鳴き声で起きてしまい眠たそうでした。
息子が夜中7時間泣き叫んだ時には、父も弟も翌日仕事があるので申し訳なく、旦那さんの元に帰ろうかと思いました。
⑤自分や子供を中心に生活出来ない
旦那さんと2人であれば、子供の沐浴時間は子供の睡眠サイクルや食事時間から計算して、常に子供を最優先に出来ます。
ですが、実家の家族は自分たちの生活があり、そこに少しの間だけ赤ちゃんがいます。
「翌日仕事があるから〇時までに沐浴を済ませたい。」「今日は21時になっても沐浴をしないのか。」等、子供の時間に合わせて全てを勧めるのは難しく、歩み寄りが必要です。
母の友人が来てくれたこともそうです。
会いに来てくれるのは嬉しい反面、私は午前中寝ていたいけれども、先方の都合を優先されて午前中に来られることも良くあり…



総論:里帰りはお勧めなのか?
結論、私は里帰りに賛成です。産後は数時間置きに赤ちゃんのお世話をする、体力が限界ギリギリの生活が続きますので、日中旦那さんがおらず、一人で家事育児全てをこなすのは、余りに母体に負担がかかりすぎます。
上にデメリットも挙げましたが、メリットに比べれば、ほんの些細なことです。
帰る時期も、出来る限りゆっくりスケジュールを組むことをお勧めします。
私は1か月検診の直後に体調が悪くなったので、やはり一般的に床上げと言われる4~6週間後からが良いです。
心は元気でも、慣れない育児に寝ない新生児の寝かしつけ、睡眠不足と、母の体調が悪くなる素因は沢山隠れています。
許されるのであれば、産後しばらくはご実家で自分が思うよりもゆっくり過ごし、子供が寝ている時に一緒に寝てください。
万全の状態で帰ることにより「もっと居たかったのに。」と名残惜しい気持ちも無く、自分に余裕も生まれます。



後はご夫婦間での話し合いが必要です。里帰り先でお母さんは忙しく、ご主人は単身赴任の様に一人になるため、意識的にお互いを大事にする気持ちを意識的に持たないと、夫婦生活にも影響を及ぼしかねないと感じました。
我が家は産前はとても仲が良かったのですが、私には可愛い可愛い息子が居て、正直なところ、旦那さんは二の次になっていました。
実家は快適で帰りたくなくて、帰ることを伸ばしていた自分に気がつき、少し無理をしてでも帰る時期を早めました。
そして、里帰りが許される環境にある方は、ご家族に悪いと思わず、差し伸べられている手は全て両手で掴んでください。
「年を重ねた両親も疲れているから申し訳ない」と、私も何度も思いました。
ですが、里帰りから帰ったら旦那さんが居ない日中は、掃除・洗濯・ご飯の用意・子供のぐずりに付き合うことも、全て自分一人でしなければいけません。
帰った時に全て一人で出来るようにと、心の準備も含めて沢山家事をしていた結果、体調が返って悪くなってしまいました。
ワンオペ家事育児を恐れていた私ですが、旦那さんの力添えもあり、帰ってからもリズムを掴めてきました。






